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エックスサーバーは、筆者が実際に契約して複数のサイトを置いているサービスです。
先に結論
エックスサーバーを契約していて、「2つ目のサイトを作りたい」と考えている方へ。私が2026年8月に実際にやった結果は、こうでした。
| 気になること | 私の場合 |
|---|---|
| 追加費用 | 0円(サーバー代もドメイン代も増えていません) |
| かかった時間 | ドメインを取ってからサイトが表示されるまで約25分 |
| 1つ目のサイトへの影響 | 何も変わりませんでした |
| 何サイトまで置けるか | スタンダードプランはドメイン数・データベース数とも無制限(公式) |
このブログ「文系IT係」が、その2つ目のサイトです。1つ目のブログを2年ほど運営していた契約に、あとから追加しました。
一番不安だったのは「料金が増えないか」でした
追加する前に気になったのは、技術的なことではありません。お金でした。
「サイトを2つにしたら、料金も2倍になるのでは」——結論から言うと、増えませんでした。
| 項目 | 2つ目を追加して増えた金額 | 理由 |
|---|---|---|
| サーバー代 | 0円 | 1つの契約に、ドメインをいくつでも追加できる(スタンダードプランはマルチドメイン無制限) |
| ドメイン代 | 0円 | 独自ドメイン永久無料特典を使った |
SSL(https://) | 0円 | 無料独自SSLが、追加したドメインにも使える |
| WordPress | 0円 | もともと無料 |
※ プランの仕様は、エックスサーバー公式サイトで2026年10月に確認した内容です。
ドメイン代が0円だったのは、条件が合ったからです
ここは人によって変わるので、正確に書きます。
エックスサーバーの公式サイトには、独自ドメイン永久無料特典について「新規ご契約の場合、スタンダードプランは12ヶ月のご契約で1つ無料、24ヶ月以上のご契約で2つ無料」と書かれています(2026年10月時点)。
これは、新しく契約する人向けの条件です。 すでに契約している人は、内容が違うことがあります。実際、2年前から契約している私の管理画面では、「.com などは1つまで」という別の形で表示されていました。
私は、1つ目のブログでこの特典を使っていませんでした。 1つ目のドメインは別の会社で取ったものだったからです。そのため、2つ目のドメインに特典を使うことができました。
1つ目ですでに特典を使っている場合は、2つ目のドメイン代がかかることがあります。あなたの契約での正しい条件は、管理画面の「各種特典お申し込み」に表示されるものです。 申し込む前に、そこで特典が残っているかを確認してください。 2つある特典の違いは、エックスサーバーのドメイン永久無料と1年無料の違い|.comが取れるのは永久無料だけにまとめています。
3つ目は、ドメイン代がかかりました
この1か月後の2026年9月、同じサーバーに3つ目のサイトも追加しました。 手順は2つ目と同じです。
サーバー代は、このときも増えていません。ただし、ドメイン代は有料でした。 永久無料特典を、2つ目で使い切っていたからです。
「サイトを追加しても0円」と言えるのは、サーバー代についてです。ドメイン代が0円になるかどうかは、特典が残っているかで決まります。
別のサーバー会社は、考えませんでした
2つ目を別の会社で契約することは、考えませんでした。
数字だけ書いておくと、エックスサーバーのスタンダードプランは12か月契約で月1,100円(通常価格・税込)です。もう1つ契約すれば、その分が毎月増えます。同じ契約に追加すれば、0円です。
手順は4つです
メニューの名前は、エックスサーバーの公式マニュアル(2026年10月時点)の表記に合わせています。
| 順番 | やること | 場所 |
|---|---|---|
| 1 | 2つ目のドメインを用意する | 各種特典お申し込み(特典を使う場合) |
| 2 | サーバーにドメインを追加する | サーバーパネル →「ドメイン設定」→「ドメインを追加」 |
| 3 | WordPressを入れる | サーバーパネル →「WordPress簡単インストール」→「WordPressを追加」 |
| 4 | 反映を待つ | 待つだけ |
手順1:ドメインを用意する
特典を使う場合は、ここでドメイン名を決めて取得します。
私はここで一度つまずきました。特典が2種類あり、「1年無料」のほうでは .com が取れません。 選ぶのは「永久無料」のほうです。詳しくはエックスサーバーでWordPressを始める手順の最初の項目に、画面つきで書いています。
手順2:サーバーにドメインを追加する
「ドメイン設定」から「ドメインを追加」を選び、取得したドメイン名を入力して「追加する」を押します。
このとき、無料独自SSLも同時に設定されます。 私のときは「無料独自SSL」と「HTTPS転送」にチェックが入った状態で追加しました。外す理由はないので、そのままで大丈夫です。
手順3:WordPressを入れる
「WordPress簡単インストール」→「WordPressを追加」→「新規インストール」と進み、次の項目を入力します。
| 項目 | 入れる内容 | 注意 |
|---|---|---|
| サイトURL | 追加したドメイン | ドメイン直下で表示したいなら、後ろの欄は空欄 |
| ブログ名 | サイトの名前 | あとから変えられる |
| ユーザー名 | ログイン用の名前 | admin は避ける。あとから変更できません |
| パスワード | ログイン用 | 1つ目のサイトと同じにしない |
| メールアドレス | 自分のアドレス | — |
| データベース | 「自動でデータベースを生成する」 | 初期値のままでよい |
2つ目を追加するときに特有の注意が、1つだけあります。
インストール先が、追加した2つ目のドメインになっているかを確認する。
管理画面には、1つ目のドメインも並んでいます。ここで1つ目を選んでしまうと、動いているサイトのほうを触ることになります。 「インストールする」を押す前に、サイトURLの欄をもう一度見てください。
手順4:反映を待つ
追加した直後は、https:// でアクセスしても表示されなかったり、警告が出たりします。これは正常です。
私の場合、SSLの反映に最大1時間ほどと案内され、実際にはドメインを取ってから約25分でサイトが表示されました。
公式マニュアルには「ドメイン設定が反映されるまで数時間〜最大24時間程度かかる場合がある」と書かれています。私より長くかかることもあり得るので、表示されなくても慌てず待ってください。
1つ目のサイトへの影響は、ありませんでした
2つ目を追加する人が一番気にするのは、ここだと思います。
私の1つ目のブログは、何も変わりませんでした。 表示が遅くなったと感じたことも、不具合が出たこともありません。
感想だけでは頼りないので、数字も載せておきます。2つのサイトが同じサーバー(同じIPアドレス)に置かれていることを確認したうえで、応答時間を測りました。
| サーバーの応答時間 | |
|---|---|
| 1つ目のサイト | 約0.08秒 |
| 2つ目のサイト(このブログ) | 約0.08秒 |
※ 2026年10月5日、各サイトのトップページを5回測定した中央値(サーバーが最初のデータを返すまでの時間)。画像を含めたページ全体の表示時間ではありません。
正直に書くと、追加する前の数字は測っていません。 ですので「追加の前後で変わらなかった」とは、数字では言えません。言えるのは、複数のサイトを置いた状態で、どちらも速いということです(測定した時点で、このサーバーには3つのサイトがあります)。
もう1つ、前提も書いておきます。追加した時点で、1つ目のブログの読者は週に数百人ほど、2つ目は始めたばかりでした。アクセスの多いサイトを2つ置いた場合にどうなるかは、私には分かりません。
2つ目を持って、実際に起きたミス
サーバーの中では、何も問題は起きませんでした。ミスが起きたのは、サーバーの外です。
サイトが2つになると、外部のサービスにも2つ登録することになります。そして、多くのサービスは最初に登録したサイトを「既定」として選んだままにします。
私が実際にやりかけたのは、これです。
- 広告サービスの管理画面で、1つ目のサイトが選ばれたまま、2つ目のサイト用の広告リンクを作りかけた
- 別の広告サービスでも、1つ目のサイトが選ばれたまま、提携を申請しかけた
どちらも、押す直前に気づいて切り替えました。気づかなければ、2つ目のサイトの成果が1つ目に記録されるか、まったく記録されないところでした。
2つ目を作ったら、外部サービスで何かを申請・発行するたびに、「いま選ばれているのはどちらのサイトか」を見る。これは習慣にするしかありません。
2つのサイトの管理
WordPressは、サイトごとに別々に入ります。ログインも別々です。
私は、2つのサイトをブラウザのタブに並べて、開いたままにしています。 切り替えるたびにログインし直すことはありません。
特別なツールは使っていません。タブが2つ並んでいるだけです。
同じサーバーに置かないほうがいい場合
私は困っていませんが、次のような場合は、分けることも考えたほうがいいと思います。
- 片方が止まると困るサイトを置く場合。同じサーバーなので、障害が起きれば2つとも止まります
- 契約をやめる可能性がある場合。契約が切れれば、サイトは2つとも消えます。永久無料特典のドメインが無料なのも、サーバーを契約している間だけです
「趣味のブログ」と「会社の公式サイト」のように重さが違うものは、分ける理由になります。
まとめ
- エックスサーバーの契約に2つ目のサイトを追加して、増えた費用は0円でした
- スタンダードプランはドメイン数・データベース数とも無制限です(公式)
- ドメイン代が0円だったのは、1つ目で永久無料特典を使っていなかったからです。その後に追加した3つ目は、ドメイン代がかかりました
- 手順はドメインを用意 → ドメイン設定で追加 → WordPress簡単インストール → 待つの4つ。私は約25分でした
- インストール先のドメインを間違えないこと。1つ目を選ばないように確認してください
- 1つ目のサイトは何も変わりませんでした。 いま測ると、2つとも応答は約0.08秒です
- ミスが起きたのはサーバーの外でした。外部サービスで、1つ目のサイトが選ばれたままになっています
なお、2つ目を追加する場合、申し込みと同時に全部設定される「クイックスタート」は使えません。その理由はエックスサーバーのクイックスタートのデメリット4つに書きました。サイトを持ち続ける費用は会社のホームページの維持費は月いくらかにまとめています。
▶ レンタルサーバー エックスサーバー(筆者が複数のサイトを置いているサーバー)
▶ 【初心者向け】会社ホームページの作り方を基礎から解説(公式の解説ページ)
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