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業務委託の確定申告、最初にやること|青色申告承認申請書の期限と、開業届を同時に出した話

社員から業務委託になった年に、私がやったこと|確定申告は自分でやりました

本記事にはプロモーション(広告)を含みます。

紹介しているのは、筆者が8年間実際に使用している製品です。

また、税務の内容は「私の場合はこうだった」という体験談です。制度は変わりますし、状況によって扱いも異なります。必ず税務署または税理士に確認してください。

目次

業務委託になると、確定申告が「自分の仕事」になります

従業員10名ほどの会社で、11年ひとりIT担当をしています。途中で社員から業務委託に切り替わりました。

社員から業務委託になって変わったことで「変わったのは報酬と自由度」と書きましたが、もう1つ、はっきり変わったことがあります。

確定申告を、自分でやることになりました。

社員のときは、年末調整で会社が全部やってくれていました。税金のことを考えたことが、ほぼありませんでした。

業務委託になった年、私が実際にやったことを書きます。

最初にやった手続きは2つでした

業務委託になってすぐ、税務署に出したのはこの2つです。

書類何のためか
開業届「個人事業を始めました」という届出
青色申告承認申請書「青色申告で申告します」という申請

両方、同時に出しました。

青色申告承認申請書は、期限があります

ここは注意点です。

青色申告の申請には期限があります。 国税庁の説明(令和8年4月1日現在の法令等)では、こうなっています。

区分青色申告承認申請書の提出期限
原則青色申告をしようとする年の3月15日まで
その年の1月16日以後に新しく業務を始めた場合業務を始めた日から2か月以内

私が調べた当時も、開業から2か月以内でした。これを過ぎると、その年は白色申告になります。

白色でも申告はできますが、青色のほうが控除が大きい。最初の年から青色にするには、業務委託になったらすぐ動く必要がありました。

(期限や条件は変わることがあります。必ず最新の情報を税務署で確認してください)

開業届を出すのは、思ったより簡単でした

「開業」というと大げさに聞こえますが、書類は1枚です。屋号は空欄でも構いません。

私は身構えていましたが、窓口で10分もかかりませんでした。

税理士には頼まず、自分でやりました

最初の確定申告は、自分でやりました。 税理士には頼んでいません。

理由は2つです。

① 規模が小さい

取引先は限られていて、売上の構造も単純です。複雑な処理がありません。

② 簿記を知っていた

一番役に立った資格は簿記だった話に書きましたが、私はIT担当になる前に簿記を勉強していました。 借方・貸方が分かる状態だったので、帳簿を見ても怖くなかった。

この2つがなければ、税理士に頼んでいたと思います。 自分でやることを勧めているわけではありません。

一番困ったのは、帳簿のつけ方でした

制度も、経費の判断も、期限も、調べれば分かりました。

一番困ったのは、帳簿でした。

青色申告で大きな控除を受けるには、複式簿記で帳簿をつける必要があります。簿記を知っていても、毎日の取引を正しく記録し続けるのは別の話です。

  • 何を、どの科目に入れるか
  • いつ記録するか
  • 年末にまとめてやると、記憶が消えている

最初の年は、年末に慌てました。 領収書の山を前に、「これは何の支払いだったか」を思い出す作業です。

会計ソフトを使って、解決しました

2年目から、クラウドの会計ソフトを使うようにしました。8年使っているやよいの青色申告 オンラインです。

変わったのはこの2点です。

変化
銀行・カードと連携取引が自動で取り込まれる。手入力がほぼ消えた
月1回で済む年末にまとめるのではなく、月に1度確認するだけ

「帳簿のつけ方が分からない」という問題は、ソフトが解決しました。 私が解決したのではありません。

ソフトの詳しい感想はやよいの青色申告オンラインを8年使った記録に書いています。ここでは、帳簿で困っているなら、まずソフトを検討したほうがいいとだけ書いておきます。

▶ やよいの青色申告オンライン(筆者が8年使用中・無料体験あり)

経費にしているもの

私が経費として計上しているのは、こういう種類のものです。金額は書きません。

種類例
通信費インターネット回線、スマホ代の業務分
PC・機器パソコン、周辺機器
書籍仕事に関する本
交通費業務での移動
自宅の一部住居費・光熱費のうち、仕事に使っている割合

「自宅の一部」は、割合の話です

最後の項目は、少し説明が要ります。

自宅で仕事をしている場合、住居費や光熱費のうち「仕事に使っている割合」を経費にできます。 全額ではありません。

私は、仕事に使っている部屋の面積と時間から割合を決めています。この割合をどう決めるかは、人によって違います。 私の数字を書いても参考になりませんし、ここは特に、税務署か税理士に確認すべきところです。

判断基準は「仕事のために使ったか」

何が経費になるか、最初は不安でした。

私が持っている基準は1つだけです。

その支出は、仕事のために使ったか。説明できるか。

説明できないものは、入れません。グレーなものを無理に入れるより、確実なものだけ入れるほうが、あとが楽です。

手取りは、増えました

正直に書きます。手取りは増えました。

ただし、単純な話ではありません。

  • 社員のときは、税金と社会保険が給料から引かれていた
  • 業務委託では、自分で払う

つまり、振り込まれる金額は増えても、そこから払うものがあります。 「増えた」と感じるのは、その差し引きの後です。

そして、経費を正しく計上できるかどうかで、手取りは変わります。 帳簿をきちんとつけることは、義務であると同時に、自分の手取りを守ることでもあります。

これから業務委託になる人へ

私の経験から言えるのは、これだけです。

  • 開業届と青色申告承認申請書は、すぐ出す。 青色には期限があります
  • 自分でやるかどうかは、規模と知識次第。 私は簿記を知っていたので自分でやりました
  • 一番困るのは帳簿。 これは会計ソフトで解決しました
  • 経費は「説明できるか」で判断。 グレーは入れない
  • 手取りは増えるが、払うものも増える。 差し引きで考える

そして最後に、もう一度。

この記事は私の場合の話です。 制度は変わります。状況も人によって違います。必ず税務署か税理士に確認してください。

▶ やよいの青色申告オンライン(公式サイト)
▶ やよいの白色申告オンライン(青色の申請が間に合わなかった年に)

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