MENU

社内に相談相手がいない11年間を、どう乗り切ってきたか|答えは2023年に来ました

社内に相談相手がいない11年間を、どう乗り切ってきたか|答えは2023年に来ました
目次

社内にも、社外にもいませんでした

従業員10名ほどの会社で、11年ひとりIT担当をしています。

このブログで何度も書いていますが、社内に相談できる人はいません。

そして、正直に書くと——社外にもいませんでした。

  • 前の職場に、詳しい人がいたわけでもない
  • IT業界に知り合いがいるわけでもない
  • 顧問のような形で見てもらっている業者もいない

完全に一人です。11年間、ずっとそうでした。

何に頼っていたか

では、分からないときどうしていたのか。頼っていたのは、この3つです。

  • 検索
  • Q&Aサイト(知恵袋など)
  • メーカーのサポート窓口

それぞれに使いどころがあり、それぞれに限界がありました。

検索:一番使うが、当たり外れが大きい

基本はこれです。11年間、ずっと検索で解決してきました。

ただし問題があります。書いてあるのは「誰かの状況」であって、「うちの状況」ではないということです。

  • 前提としている環境が違う
  • バージョンが古い
  • 会社の規模が違いすぎる

似ているけれど、少し違う。 この「少し」が、実務では致命的なことがあります。

Q&Aサイト:質問しても、答えが来るとは限らない

知恵袋のようなQ&Aサイトも使いました。

過去の質問を読むぶんには役に立ちます。でも、自分で質問すると、回答が来ないことがあります。 来ても、的外れなこともあります。

急いでいるときに、待つしかない——これはつらい選択肢でした。

メーカーサポート:確実だが、範囲が狭い

一番確実なのは、メーカーのサポート窓口です。

ただし、答えてくれるのは「その製品のこと」だけです。

  • 「うちの環境で、これとこれを組み合わせたい」→ 対象外
  • 「そもそもこの製品でいいのか」→ 答えられない

私が本当に聞きたいのは、たいてい製品と製品のあいだにありました。そこには誰も答えてくれません。

一番きつかったのは、答えがわからないこと

「相談相手がいない」と言うと、孤独の話に聞こえるかもしれません。

でも、私にとって一番きつかったのは、そこではありませんでした。

単純に、答えがわからないことです。

孤独が寂しいのではありません。目の前に問題があって、調べても出てこなくて、次に打つ手がない。 これが一番こたえました。

  • 検索しても、自分のケースが出てこない
  • 質問しても、答えが返ってこない
  • サポートに聞いても、範囲外と言われる

そして、業務は止まっている。 誰かが待っている。

この状態が、ひとり担当の本当のしんどさだと思います。

2023年、対話型AIが来ました

そして、状況が変わりました。

正直に言うと、AIはこの問題をほぼすべて解決しました。

大げさに聞こえるかもしれませんが、実感としてそうです。11年のうち、最後の3年だけ、まったく別の環境で仕事をしています。

何が決定的に違うのか

一言でいうと、これです。

自分の状況を、そのまま説明できる。

比べてみてください。

検索対話型AI
渡せる情報キーワードだけ状況の全部
例「プリンタ 印刷できない」「10人の会社で、こういう機種を、こういう繋ぎ方で使っていて、昨日まで動いていたが今日から特定の1台だけ印刷できない」
返ってくるもの誰かのケース自分のケースへの答え

検索は、キーワードしか渡せません。 だから、返ってくるのは「似た誰か」の話です。

AIには全部渡せます。 会社の規模も、機器の構成も、いつから起きているかも、すでに試したことも。そのうえで答えが返ってきます。

これが、私が11年ずっと欲しかったものでした。

さらに、何度でも聞き返せる

もう一つ大きいのが、追加で質問できることです。

「それを試したけど駄目だった。次は?」——この往復ができる。

検索にはできません。Q&Aサイトでも、返信を待つことになります。サポート窓口でも、電話を切ったら終わりです。

分かるまで付き合ってくれる相手が、初めてできました。

ただし、AIが「正しさ」を保証するわけではありません

ここは、はっきり書いておきます。

AIは間違えます。 もっともらしい顔で、事実と違うことを言ってきます。

つまり、AIが解決したのは——

「相談する相手がいない」という問題であって、

「答えが常に正しい」という保証ではありません。

最終的に確認するのは、今も自分の仕事です。特に、お金に関わること、元に戻せない操作、公式の仕様は、必ず自分で裏を取ります。

相談相手ができたのであって、責任者が代わったわけではありません。

同じ立場の人に、何を勧めるか

「相談先を1つ挙げろ」と言われたら、私は迷わずこう答えます。

対話型のAIを使ってください。

理由は、これまで書いてきた通りです。

  • 状況を全部説明できる(検索にはできません)
  • 何度でも聞き返せる(サポート窓口にはできません)
  • 待たなくていい(Q&Aサイトと違います)

そして何より、「こんな初歩的なことを聞いていいのだろうか」と気にしなくていい。

社内に詳しい人がいる会社でも、毎回聞くのは気が引けるものです。その遠慮が、ひとり担当にはありません。

まとめ

  • 11年間、社内にも社外にも相談相手はいませんでした
  • 頼っていたのは検索・Q&Aサイト・メーカーサポート。どれも限界がありました
  • 一番きつかったのは孤独ではなく、単純に答えが分からないことでした
  • 2023年、対話型AIがこの問題をほぼ解決しました
  • 決定的な違いは、自分の状況をそのまま渡せること
  • ただし、正しさを確認するのは今も自分の仕事です

11年前の自分に何か1つ渡せるなら、技術書でも資格でもなく、これを渡します。

相談相手がいないことは、もう致命的なハンデではありません。 これは、この11年で一番大きな変化だと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次